わい和いNARA在宅サポート研究会
会長挨拶
第5回わい和いNARA在宅サポート研究会発表会「地域をつなぎ新しい景色へ2023」
わい和いNARA在宅サポート研究会会長
奈良県立医科大学医学部看護学科 在宅看護学 教授
小竹 久美子
令和5年6月3日(土)に開催されるわい和いNARA在宅サポート研究会発表会のテーマは、「地域をつなぎ新しい景色へ2023」です。今回の大会長は明日香村診療所所長の武田以知郎先生です。武田先生は、在宅の診療医としてご活躍されています。本研究発表会では、実際の事例をもとに、奈良県での取り組みや課題などをディスカッションし、訪問診療医、訪問看護師、病院看護師、ケアマネジャー、コミュニティナースとともに、奈良県での新しいつながりのあり方を模索していきます。さまざまな職種がフラットな視点で、顔の見える関係づくりをしながら、在宅で暮らす療養者や家族を支えるきっかけになる研究会であればと思っています。奈良県のみならず、他地域ともつながり、それぞれの地域の特徴を活かしながら、互いに支え合い、「在宅で暮らす」ことがより Comfortになる人と人との温かい「忠恕(ちゅうじょ):思いやる心」がより育まれることを願ってやみません。
この研究発表会にご参加いただき、内容にご賛同していただけた暁には、ご入会をぜひご検討ください。一人の力には限界があるかもしれませんが、一人一人の力が合わされば、2倍3倍の力へと広がり、新たな発見にもつながることでしょう。

第5回研究発表会
大会長挨拶
地域をつなぎ 新しい景色へ2023
明明日香村国民健康保険診療所 所長
医師
武田 以知郎
わい和いNARA在宅サポート研究会は奈良県立医科大学などの病院群と在宅看護の現場をつなぐ取り組みとして始まり、研究発表会も第5回を迎えることになりました。今回は私、明日香村国民健康保険診療所の武田が大会長を務めることになりました。医師ではありますが、在宅看護を応援したいという気持ちで設立当初より関わらせていただいています。もちろん在宅ケアの現場は、医師、看護師だけでなく多職種の連携・協働で成り立っており、今回の研究会でも幅広い視野で、しかも未来志向で取り組みたいと企画しました。来年度には医療介護報酬同時改定が予定されており、今後の少子高齢社会を反映した内容になることが予想されます。各現場はおそらく多くの課題と直面することになりますが、そんな時こそ地域がしっかりつながり、人々が最期まで自分らしく生ききれる在宅ケアを展開できるよう、地域医療の新しい景色を垣間見れる研究発表会になることを期待しています。
是非、みなさんの周りのスタッフにも声をかけて頂き、たくさんの方々で有意義な時間を過ごしましょう。
